2016年8月4日木曜日

8月の放送  阿南惟幾(あなみこれちか)



今回は「日本を平和へと導いた陸軍大臣 阿南惟幾」についてご紹介しました。
ちなみに昨年8月の放送は「重光葵」でした。どちらも第二次世界大戦の終わりに深く関わった人物です。
※重光葵の放送はこちらから→https://www.youtube.com/watch?v=K3ULigUEFyQ
あえて徹底抗戦を唱え、自決という道を選んだ阿南惟幾の決断。この決断が陸軍の暴発を抑え、他国に統治される事なく、今の日本が存在することにつながっているといわれています。
さらにすごいのが、奥さんもその意をくみとり、出家されていること。
それほどまで、奥さんも阿南を愛し、愛されていたんだろうと思いました。

 
重光の取材のときもそうだったのですが、やはり終戦に関わった人たちの覚悟というのは我々が計り知れないものだったのだろうと、改めて感じました。
本編でも紹介しましたが、「ポツダム宣言受諾」を決めた御前会議の構成メンバーの6人中3人が大分県出身者。
阿南惟幾は竹田市、梅津美治郎(うめづよしじろう)参謀総長は中津市、豊田副武(とよたそえむ)軍令部総長は杵築市の出身です。
また重光葵は豊後大野市三重町の生まれです。
第二次世界大戦において、日本を平和へと導く重要な役割を果たした人物の多くが大分県出身だというのは誇るべきだと思います。
彼らがいたからこそ、今の日本の平和があるといっても過言ではないと思います。
終戦から70年以上が経っていますが、この先も戦争があったという事実ともに、平和な日本の礎を築いた偉大な先人達の意志を伝えていかなければならないと思います。

8月のプレゼント



今回は番組で紹介した阿南惟幾が主人公の映画「日本のいちばん長い日」の
DVDを抽選で3名様にプレゼントいたします。

ヤクシンインフォメーション




今回は大分市美術館で7月15日にはじまった、チームラボによる展覧会「チームラボアイランド 踊る!美術館と学ぶ!未来の遊園地」についてご紹介しました。
この展覧会は、大分の多くの子どもたちにもその魅力を楽しんでもらおうと、ヤクシングループが特別協賛しています。 
チームラボの展覧会は初めて体験したのですが、その美しさと、楽しさに感動しました。まさにデジタルアートの最先端。
ちなみに、今回インタビューをさせていただいた馬渡(まわたり)さんは、宮崎県出身、関東での活動を経て竹田市に家族で移住されてきたそうです。
この展覧会に向けた準備をする傍ら、子どもたちと野菜づくりも行っていたんだとか。
今回の展覧会は9月25日(日)まで。チームラボの作品は、実際に体験してみないと味わえない感動がたくさんあります。
子どもから大人まで、年齢関係なく楽しめること間違いなしです。