2019年7月3日水曜日

<7月の放送 大分の近代化遺産>


今回は「大分の近代化遺産」と題し、明治から昭和にかけて建設され、
今尚活用され続けている大分県の近代化遺産を紐解き、大分を支えて
きた建造物の魅力に迫りました。

今回私は水ノ子島灯台に取材にお邪魔させていただきました。
水ノ子島海事資料館で観光ガイドを務める肥後さんに、色々とお話を
伺ったのですが、資料館には観光目的の方以外に、漁業関係者の方や
船舶関係のお仕事をされている方なども訪れることがあると聞きました。
「海を通過する際に灯台をよく目にし、気になっていた」という方も
少なくないと言います。

海事資料館に訪れる方は主に灯台や灯台守の歴史を学びにやってくるのだそうです。水ノ子島海事資料館には、当時5世帯の灯台守の家族が住んでいました。
彼らが守り続けてきた灯台を、現代の船乗りたちはどんな思いで見ているのでしょうね。

今回普段観光船として灯台を案内している方にご協力いただき、灯台まで送迎していただきました。
水ノ子島灯台は現在海上保安庁の管轄のため、許可なしに上陸することは許されておらず、残念ながら船上からの撮影&見学となります。
しかし、近くで見る灯台は想像以上に大きく、近隣の激しい潮流と相まってそれは異様な雰囲気を醸し出していました。
写真では感じることはできない灯台のスケール感や迫力がそこにはありました。

夏シーズンになると近隣の観光地と合わせた見学ツアーなども開催されているようなので、是非その目で一度水ノ子島灯台を見てみませんか?その価値は絶対にあると思います。
ただし往復1時間の道のりになりますので、乗り物に弱い方は酔い止め薬をお忘れなく。

<7月のプレゼント>



今回は「旧豊後森機関庫のグッズ」をセットにして
5名の方にプレゼントいたします。

<風之荘のお知らせ>

 
今回は、6月6日に大分市大道の風之荘本館で開催しました
物故者慰霊祭の模様をお送りしました。

今回の慰霊祭のテーマは、夢
夢のように、儚い人生を輝かせて生きていこうという気持ちが
込められています。

当日は、ピアノとバイオリンによる献奏、
ご参列者みのさんによる献花、風之荘スタッフによる
絵本の朗読、やまおか在宅クリニックの山岡憲夫院長による講演、
そしてバルーンリリースなどが行われました。

当日は、多くの皆様にご参列いただき、本年の慰霊祭も
無事に終えることができました。

風之荘では、今後も物故者慰霊祭を開催する予定です。

2019年6月6日木曜日

6月の放送 磯崎新-大分に息づく磯崎建築-




今回は「磯崎新-大分に息づく磯崎建築-」と題し、大分県内にある磯崎氏設計の建物を
ご紹介いたしました。


大きく「アートプラザ」「由布院駅」「ビーコンプラザ」「豊野国情報ライブラリー」
4つをご紹介しましたが、どれも特徴的でおもしろい建物ですよね。
特にアートプラザは今で言う「映えスポット」としても人気が高く、そのデザイン性の高さはいつの時代も色あせることがないことを改めて認識させられます。


さて、そんなアートプラザには磯崎氏がデザインしたあるものがたくさん置かれているのですがみなさんご存じですか?
それは「モンローチェアー」です。
磯崎氏はマリリン・モンローの女性ならではの曲線美にとても惹かれていたようで、その曲線を再現したモンロー定規なるものまで作られていたそうです。
この曲線はいくつかの建物にも反映されているほどお気に入りなんだとか。
そんなモンロー曲線を使用したのが「モンローチェアー」です。
背もたれの部分がモンロー曲線となっており、シンプルながらもどこか妖艶な雰囲気を感じさせる美しい椅子です。

こちらはアートプラザに多く展示されており、実際に座ることもできます。
3階の磯崎新展示室にありますので、ぜひ座ってみてはいかがでしょうか?
またこの椅子を含め、磯崎氏設計の建築を訪れ、大分県出身の偉大な建築家の軌跡を辿ってみてはいかがでしょうか?


6月のプレゼント

 
今回は磯崎氏の著書「建物が残った」を3名の方にプレゼントいたします。

2019年5月11日土曜日

5月の放送 万葉集に記された大分


今回は「万葉集に記された大分」と題し、県内各地の春の景色や味覚をご紹介いたしました。
大分県には万葉集に登場する和歌を残すための歌碑がいくつか建てられています。今回ご紹介したのは豊後国だけですが、その他にも実は知らないだけで多く建てられているんですね。
 
今回は番組内でご紹介した歌碑の場所をお伝えしたいと思います。
「娘子らが 放りの髪を 木綿の山 雲なたなびき 家のあたり見む
この和歌には由布岳が登場していますが、この歌碑があるのは由布市にある旅館「山水館」の前です。
山水館の前にはいくつかまとめて石碑が建てられているのでわかりやすいかと思います。
「思ひ出づる 時はすべなみ 豊国の 木綿山雪の 消ぬべく思ほゆ
こちらは由布院インター入り口の手前にある高速バスの乗り場に建てられています。見つけづらいかもしれませんが、道の駅ゆふいんからインターへ向かって直進せず、左折してすぐに右に入れば見つかるかと思います。
「明日よりは 我は恋ひむな 名欲山 岩踏み平し 君が越え去なば
「命をし ま幸くもがも 名欲山 岩踏み平し またまたも来む
この2つの和歌は「名欲山」、つまり竹田の木原山が登場しています。
歌碑は道の駅竹田から車で1分ほどのところにある城原八幡宮の近くの丘に建てられています。
城原八幡宮まで行けば十字路に看板が建てられているので、登り口を上がって行けば見つけることができると思います。
歌碑の近くには鳥居も建てられており、黄色い花が咲き乱れる幻想的な風景でしたよ。
「朽網山 夕居る雲の 薄れ去なば 我は恋ひむな 君が目を欲り
こちらは「朽網山」、つまりくじゅう連山や久住山のことを詠んだ和歌であり、竹田市久住町にある「大分県立久住高原農業高等学校」の近くにあるガソリンスタンドの真向かいのあたりに小さく看板が出ています。
その道を上っていくと大きな駐車場があり、階段を上がった広場の先にあります。くじゅう連山をバックにのどかな景観が楽しめる場所に建てられているので、お弁当を持参してピクニック気分で訪れるのもいいかもしれません。
以上が今回ご紹介した歌碑の所在地です。
ぜひこの機会に大分の魅力を再発見してみてはいかがでしょうか?



5月のプレゼント


今回は講談社文庫の「万葉集」を抽選で5名の皆様にプレゼント致します。