2012年1月5日木曜日

1月の放送 豊後二見ケ浦 大しめ縄

今年も昨年以上に、みなさんに観て頂けるような番組づくりを心掛けますので、
どうぞよろしくお願いします。

さて今回、番組では紹介できませんでしたが、豊後二見ケ浦の元旦の日の出には
大勢の初詣客が訪れるそうです。みなさんはご覧になりましたか?
私は残念ながら見る事はできませんでしたが、二見ケ浦では日の出を見るのに絶好の時期があります。

それは3月上旬と10月上旬。



この時は男岩と女岩の真ん中から太陽が昇り、その瞬間をカメラに収めようと大勢の写真愛好家が、県内外から集まるほど。

番組で紹介した大しめ縄の張り替えの日も、その様子を撮影しようと県内外から多くの人たちが訪れていました。訪れた多くの人たちは、こっちが感心するほどの積極ぶりで取材陣たちをなりふり構わず、絶好のポジションでシャッターを切っていました。

3月上旬の日の出 6時40分ごろ
10月の日の出 6時7分ごろ

ご覧になった事が無い方は、一度、豊後二見ケ浦にいらしてください。

もう一つ、記しておきたいことが・・・

その土地、土地で独特の料理ってあるんですね。
私も知りませんでした。「つっぱり」

つっぱり

上浦では昔、食料が少なくなる時期に保存食として、どの家庭でも食べられていた料理だったが、今では、お祭りや法事など、特別な時でしか食べられなくなったようです。

その材料や作り方も少し異なるようです。

現在は、焼いたサバをほぐして鍋に浮かべて醤油で味付けした出汁をつくり
サツマイモでつくった芋の粉を熱湯で練り、つっぱりおろし器なるもので種を
おろして、芋きりをつくる。それを20分程度蒸し器で蒸す。
蒸し上がったら冷水でしめてほぐし、器に盛り出汁かけて食べるのですが、
昔はこの出汁をしらすを釜茹でしたものを出汁としてかけて食べていたようです。

私も実際に焼いたサバでつくった出汁のものを食べましたが、
これが実においしかった。
サバと醤油のみで味付けされた出汁なのに、磯の風味が口いっぱいに広がります。
もちろん、魚の旨味もあるので、思わず口した瞬間「えっ!!!!!」という驚嘆の声が
出てしまいました。また、食べたい・・・
しかし、このあたりのお店では出していないようなので食べられませんが
しおさいの里では前日に予約すれば、食べさせてもらえるようです。
魚が好きな方は是非、食べに行ってください。

他にも、「にいなめし」なる郷土料理があるようです。
今回は食べられませんでしたが、いずれ食べたい・・・

1月のプレゼント

上浦ちいちゃん弁当特製「いお味噌セット」を

抽選で5名の方にプレゼントします。

酒の肴で、御飯のお供として、食べ方いろいろ。
いずれにせよ、とってもおいしいので応募してください。



宛先 〒870-1193 大分市松が丘59-12
大分ケーブルテレコム
○視聴者プレゼント係


締め切りは2012年2月5日まで
※住所、氏名、年齢、番組の感想をご記入の上
官製ハガキにてご応募下さい。

ヤクシンインフォメーション

今回、出演したのはアート引越センターの姫野さんと宮崎さん。


昨年も出演したので、二度目になりますが、この馴れっぷりは
何ですかね~。感心します。
いわば、素人ですが、完全にテレビ慣れしている元気で明るい方たちでした。

以前、同社のコマーシャルを制作した時は、上記のお二人よりも年輩でしたが、
こちらもユニークで明るく、楽しい人たちでした。

これは、社風なんでしょうか・・・

さて、余談はこれくらいに。みなさんは引越を業者に頼むとき、選ぶポイントは
どこですか?知名度ですか?サービスですか?料金ですか?それとも人ですか?

いずれにせよアート引越センターには上のいづれも揃っています。
引越を考えている方は是非、アート引越センターへ。

風之荘

みなさんはグリーフケアって知ってましたか?

簡単に説明すると、みなさんも、大切な方を失って悲しんだことがあると思います。
グリーフケアとは、その悲観を回復させるためのサポートのことを指します。

人は誰しも、悲しみの中、自分の力だけでは立ち直ることが難しいものです。
そんな時、何らかの支えを必要としますが、風之荘ではグリーフケアの取り組みの
一つとして、館内に悲観した心を和らげるスペースがあります。


そこには、絵本やエッセイなどがあり、悲しみを和らいでくれます。

グリーフケアをもう少し説明すると、対象者が事実を受け入れ、環境の変化に適応する
プロセスを支援します。おもに医療従事者や心理士などの専門家のほか、自助グループが担います。

そもそも1960年代に米国で始まったとされ、英国ドイツなどでも広く浸透しているそうです。

海外には日本のように、葬儀の後、49日や1周忌、お盆、お彼岸などで親族が集まる慣習がなく、
メンタル面のケアができてなかったという事実があります。

しかし近年では日本も、葬儀の簡略化をはじめ、法要等がおろそかになっているせいもあり、
グリーフケアに取り組む新たな専門職が現れました。

この事実を知って、あらためて昔からある風習や習慣というのは、必ず意味があるのだと感じています。