みなさんはグリーフケアって知ってましたか?
簡単に説明すると、みなさんも、大切な方を失って悲しんだことがあると思います。
グリーフケアとは、その悲観を回復させるためのサポートのことを指します。
人は誰しも、悲しみの中、自分の力だけでは立ち直ることが難しいものです。
そんな時、何らかの支えを必要としますが、風之荘ではグリーフケアの取り組みの
一つとして、館内に悲観した心を和らげるスペースがあります。
そこには、絵本やエッセイなどがあり、悲しみを和らいでくれます。
グリーフケアをもう少し説明すると、対象者が事実を受け入れ、環境の変化に適応する
プロセスを支援します。おもに医療従事者や心理士などの専門家のほか、自助グループが担います。
そもそも1960年代に米国で始まったとされ、英国やドイツなどでも広く浸透しているそうです。
海外には日本のように、葬儀の後、49日や1周忌、お盆、お彼岸などで親族が集まる慣習がなく、
メンタル面のケアができてなかったという事実があります。
しかし近年では日本も、葬儀の簡略化をはじめ、法要等がおろそかになっているせいもあり、
グリーフケアに取り組む新たな専門職が現れました。
この事実を知って、あらためて昔からある風習や習慣というのは、必ず意味があるのだと感じています。
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