毎年3月27日。茶道の流派の1つである表千家では千利休をしの ぶ「利休忌」が行われます。 ということで今回は利休忌にちなみお茶をテーマにした内容でお届 けしました。
正直「茶道」というものに全く縁もゆかりも無かったのですが、 今回の取材でお茶の奥深さと日本の美徳の素晴らしさに改めて気づ かされた気がします。
普段の生活の中でお茶(お抹茶)を飲む機会は中々ありませんが、 茶室に入り静寂な空間の中で頂くお茶は「非日常」 にトリップした気分にさせてくれます。
さて、今回の取材の中で私が1番驚いたのは「濃茶」です。 日常生活の中でよく見る抹茶味のドリンクなどの俗に言う抹茶は「 薄茶」に近いもので、「濃茶」とはその2倍も3倍も…否! もっと濃い飲み物なんです。
私がイメージする抹茶は「薄茶」だったので「濃茶」 をたてて頂いた時は
「え?お抹茶何杯入れるんですか!?」 と内心驚きを隠せませんでした。
(1人につき茶杓で3杯なので撮影時は3人分の9杯使用していま した)
見た目は想像以上にドロドロで飲むと緑の口ひげ( 牛乳を飲むときのアレ)がつく程濃いお茶。それが「濃茶」です。
私は撮影終わりに冷めたものを頂いたので、 かなり渋みがキツいなと感じましたが、生徒さんいわく「 温かいと甘みが絶妙で何杯でもいける!」とのこと。
今まで縁もゆかりも無かったお茶ですが、「難しそう」 といった想像で食わず嫌いするのではなく、 興味を持つことが大切なんだなと改めて感じました。
みなさんも抹茶の常識を覆す、真のお茶「濃茶」一度お試しあれ!
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