今月は「大分の近代建築」 と題し大分市内に残る建築物を3つご紹介しました。
大分市内は特に昭和の大空襲の影響でそれ以前の建物がほとんど残 っておらず、 市外に比べて現存する建物がほとんどないといった状況だそうです 。
そんな中、 旧上野変電所は大分市内に現存する唯一の赤レンガ造りの建物です 。
場所は上野の住宅街をあがっていったところにあり、 住宅街の真ん中に佇んでいる様子はとても不思議な光景です。
実際は現在も変電所、 送電所として使用されている施設の中にあるため、 一般の方が中まで入ってみることはかないませんが、 フェンス越しにもそのオシャレな出で立ちと空襲をくぐり抜けてき た歴史をのぞきみることができます。
そしてもう1つ赤レンガの建物といえば赤レンガ館でしょう。
大分市民に親しまれてきた建物ですが、 今年のリニューアルで今まで以上に私たちも行きやすくなったとい うか使いやすくなったといえます。
お土産や特産品の販売コーナーはもちろん、 タウトナコーヒーも入っているのでちょっとした空き時間に利用す るのもいいんじゃないでしょうか?
さて、 赤レンガ館の魅力はなんといっても今回の改修でその姿をあらわに した西側の壁でしょう。
私も初めて見たときは大正時代から残っている壁を目の前に興奮が おさまりませんでした!
何よりすごいのは手で触れることができるんです! これはすごいことですよ!
炭化した木レンガや風化した赤レンガを見て、 触ってその時代に生きた人々に想いを馳せる・・・ そんな時間を過ごしてみてはいかがですか?
今回ご紹介した場所はどこも見に行くことができるので是非足を運 んでみてください。
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