今月は「真名野長者伝説」と題し、豊後大野市三重町に古くから伝わる昔話を紹介しました。
ストーリーが長く、番組内でも紹介しきれなかった部分もあるので一旦整理すると・・・
まず炭焼き小五郎と玉津姫が出会い般若姫が生まれます。
続いて般若姫と橘豊日皇子(山路)が出会い玉絵姫が生まれます。
番組内で紹介したのはこの二世代のお話です。
真名野長者伝説は多くのサブエピソードが各地で語られており、この二世代のお話だけでいくつもの伝承が残されています。
それほどまでに有名なお話であったということでしょう。
そして玉絵姫に関するサブエピソードの中に興味深いものがあります。
それは・・・
実は玉絵姫は男の子で聖徳太子だった!
という衝撃的な内容です。
聖徳太子は馬小屋で生まれたとされており、出生に関する確かな情報が残っていないということと、玉絵姫が天皇のこどもであったことから、このような話が派生したのだと考えられます。
でももし本当だったとしたら、聖徳太子のルーツが大分県にあったことになるので、とってもロマンがありますよね〜!
伝説や伝承にはこのようにたくさんの夢といくつかの真実が隠されているからこそ人々を魅了し続けるのかもしれませんね。
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