今回は「大分の近代化遺産」と題し、明治から昭和にかけて建設され、
今尚活用され続けている大分県の近代化遺産を紐解き、大分を支えて
きた建造物の魅力に迫りました。
今回私は水ノ子島灯台に取材にお邪魔させていただきました。
水ノ子島海事資料館で観光ガイドを務める肥後さんに、色々とお話を
伺ったのですが、資料館には観光目的の方以外に、漁業関係者の方や
船舶関係のお仕事をされている方なども訪れることがあると聞きました。
「海を通過する際に灯台をよく目にし、気になっていた」という方も
少なくないと言います。
海事資料館に訪れる方は主に灯台や灯台守の歴史を学びにやってくるのだそうです。水ノ子島海事資料館には、当時5世帯の灯台守の家族が住んでいました。
彼らが守り続けてきた灯台を、現代の船乗りたちはどんな思いで見ているのでしょうね。
今回普段観光船として灯台を案内している方にご協力いただき、灯台まで送迎していただきました。
水ノ子島灯台は現在海上保安庁の管轄のため、許可なしに上陸することは許されておらず、残念ながら船上からの撮影&見学となります。
しかし、近くで見る灯台は想像以上に大きく、近隣の激しい潮流と相まってそれは異様な雰囲気を醸し出していました。
写真では感じることはできない灯台のスケール感や迫力がそこにはありました。
夏シーズンになると近隣の観光地と合わせた見学ツアーなども開催されているようなので、是非その目で一度水ノ子島灯台を見てみませんか?その価値は絶対にあると思います。
ただし往復1時間の道のりになりますので、乗り物に弱い方は酔い止め薬をお忘れなく。
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