2012年4月1日日曜日

風之荘

人は死別などによって大切な人を失うと、長期に渡って「悲嘆(GRIEF)」
を感じます。その悲嘆に襲われている人に対するサポートのことを
グリーフケアと言います。このサポートに風之荘は、大分ではいち早く取り組んでいます。
その取り組みのひとつとして来る5月26日に風之荘本館にて上智大学名誉教授の
アルフォンス・デーケンスを迎えて公開セミナーを開催します。

講師のデーケンス氏はドイツオルデンブルク生まれでイエズス会司祭、
哲学者でもあります。
専門は死生学。母国ドイツでは、1970年代半ばから、中学や高校で、
死の準備教育が盛んになったと言います。
そういう環境で育ったデーケンス氏は今や日本各地で、生と死を考える
セミナーを行っています。
突然の死にどう向き合えばいいのか、意外とそんなこと考えないもの
ですよね。だからこそショックなんですけど・・・
そういった状況を現実として受け止め、さらにこれから自分はどう生きていくか、
考えさせるいい機会だと思います。興味のある方は是非、ご参加ください。

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