今年も昨年以上に、みなさんに観て頂けるような番組づくりを心掛けますので、
どうぞよろしくお願いします。
さて今回、番組では紹介できませんでしたが、豊後二見ケ浦の元旦の日の出には
大勢の初詣客が訪れるそうです。みなさんはご覧になりましたか?
私は残念ながら見る事はできませんでしたが、二見ケ浦では日の出を見るのに絶好の時期があります。
それは3月上旬と10月上旬。
この時は男岩と女岩の真ん中から太陽が昇り、その瞬間をカメラに収めようと大勢の写真愛好家が、県内外から集まるほど。
番組で紹介した大しめ縄の張り替えの日も、その様子を撮影しようと県内外から多くの人たちが訪れていました。訪れた多くの人たちは、こっちが感心するほどの積極ぶりで取材陣たちをなりふり構わず、絶好のポジションでシャッターを切っていました。
3月上旬の日の出 6時40分ごろ
10月の日の出 6時7分ごろ
ご覧になった事が無い方は、一度、豊後二見ケ浦にいらしてください。
もう一つ、記しておきたいことが・・・
その土地、土地で独特の料理ってあるんですね。
私も知りませんでした。「つっぱり」
つっぱり |
上浦では昔、食料が少なくなる時期に保存食として、どの家庭でも食べられていた料理だったが、今では、お祭りや法事など、特別な時でしか食べられなくなったようです。
その材料や作り方も少し異なるようです。
現在は、焼いたサバをほぐして鍋に浮かべて醤油で味付けした出汁をつくり
サツマイモでつくった芋の粉を熱湯で練り、つっぱりおろし器なるもので種を
おろして、芋きりをつくる。それを20分程度蒸し器で蒸す。
蒸し上がったら冷水でしめてほぐし、器に盛り出汁かけて食べるのですが、
昔はこの出汁をしらすを釜茹でしたものを出汁としてかけて食べていたようです。
私も実際に焼いたサバでつくった出汁のものを食べましたが、
これが実においしかった。
サバと醤油のみで味付けされた出汁なのに、磯の風味が口いっぱいに広がります。
もちろん、魚の旨味もあるので、思わず口した瞬間「えっ!!!!!」という驚嘆の声が
出てしまいました。また、食べたい・・・
しかし、このあたりのお店では出していないようなので食べられませんが
しおさいの里では前日に予約すれば、食べさせてもらえるようです。
魚が好きな方は是非、食べに行ってください。
他にも、「にいなめし」なる郷土料理があるようです。
今回は食べられませんでしたが、いずれ食べたい・・・