2014年7月6日日曜日

<7月の放送>瓜生島伝説


今回は大分県に伝わる「瓜生島伝説」をご紹介しました。
番組でも紹介したとおり、瓜生島とは大分市の沖合にあったとされる周囲約112km、人口約5000人と推定される島です。
 
大分県民ならほとんどの人が知るとされるこの伝説。
県外出身の私がこの話を知ったのは5年ほど前でした。
正直「嘘やろ〜」と思いましたが、諸説ある模様。
そして今回の番組を通して、「島があった」のは本当なのではないかと思いました。伝説ってなんかワクワクしますよね。
しっかりと調査して瓜生島があったことを証明してほしいような、伝説は伝説であったほしいような・・・
この曖昧さが伝説のおもしろさだと思うのは私だけでしょうか。

さて、今回は加藤良斉という医者が恵比寿様の顔を赤く塗った為に、恵比寿様の怒りにふれて島が沈んだという話でしたが、悪太郎という人物が出てきたり、恵比寿様ではなくお地蔵様だったりと諸説あります。
 
しかしどれに共通するのも「神様(仏様)の怒りをかった」ということのようですね。
多くの人が「罰(バチ)があたる」ということを誰かに言われたり聞いたりしたことがあると思います。
瓜生島伝説のように、島が沈むくらいの罰があたった人はいないでしょうが、「罰があたったなぁ」という経験をされた方は多いのでは?
やはり罰があたらない方がいいし、言い伝えは守るとともに、神様、仏様も大事にした方がよいのではないかと思います。そのことは、ひいてはご先祖様を尊び、敬うことになり、またそういった思いは後世にも伝えていかなければいけないのではいかと思います。

プレゼント

今回は、瓜生島伝説にちなんで大分麦焼酎「瓜生島」をプレゼントします。


宛先 
〒870-1193 大分市松が丘59-12
大分ケーブルテレコム
○視聴者プレゼント係

締め切りは2014年8月5日まで
※住所、氏名、年齢、番組の感想をご記入の上
官製ハガキにてご応募下さい。   

風之荘からのお知らせ

今回は、去る6月11日に風之荘本館にて開催されました、平成25年度物故者慰霊祭についてご紹介しました。

23回目を迎える今回の慰霊祭には、この一年間で風之荘にてお見送りのお手伝いをさせていただいた846名のご遺族の方々にご参列いただきました。
 
慰霊祭では、献灯をはじめ県内外で活躍中のアンサンブルイーゴにのみなさんによる献奏、風の荘スタッフによる絵本の朗読、大分市金池町にある万寿寺の佐々木道一住職による講演、バルーンリリースなどが催されました。

また、今年の慰霊祭のテーマは「ゆかり」。
 
人と人との繋がりを意味するこの言葉、
私は小さい頃、父に「友人はデパートに売ってないんだから大事にしなさい」とよく言われていた事を思い出しました。

自分があるのは、ご先祖様、また周りの人々がいてくれるからこそ。
慰霊祭に携わる中で、改めてその事に気づかされました。