2013年1月2日水曜日

1月の放送 大分の磨崖仏



磨崖仏って、大分にいながら意外と見たことがないものの中の一つになるのでは・・・・
みなさんはどうですか?

なにせ大分には全国にある磨崖仏の8割が存在するというから、これは大分自慢のひとつになると
思います。
実際に県外の人に聞くと、磨崖仏ってあまり見た記憶がないと答える人が多いようです。
それくらい大分には、希少な磨崖仏が県内各所で見ることができるんですよ。

中でも日本を代表する磨崖仏、国宝臼杵石仏は規模、作ぶりなど他の磨崖仏と比較しても
優れていて見応えがあります。

私も何も知らない子供の頃に見たきりなので、今回の取材でいろいろなことが分かったという次第です。
そのひとつが臼杵石仏は4つの龕(仏像を納めるためにつくった岩のくぼみ)に別れ、人の一生を表現していたこと。

これは仏像が幼少期、少年期、青年期、壮年期と世代別に別れ、それぞれがカタチとして表現されています。

なので、仏像の表情も成長過程で異なるので見るだけでも充分楽しめます。
言わば、現代で言うところのコンセプチャルアートというべき作品に仕上がっています。


この他にもいろいろありますが、実際に仏像を前に見て鑑賞に浸って頂ければと思います。
現在、臼杵石仏では、ガイドさんがいなくても、お手持ちのケータイで音声ガイドを聞けますので
ぜひ、こちらの方もご利用して頂くのもいいと思います。詳しくは入場の際、発券所で

また今月1月16日から臼杵石仏の500円硬貨が発行され、臼杵石仏の入場券または土産販売所で
商品を購入するとおつりとして頂くことができます。

くれぐれも硬貨を購入することはできませんのであしからず。

詳しくは、臼杵市または臼杵石仏のホームページをご覧ください。



視聴者プレゼント


今回はみなさんご存知の臼杵煎餅です。

宛先 〒870-1193 大分市松が丘59-12
大分ケーブルテレコム
○視聴者プレゼント係

締め切りは2013年2月5日まで
※住所、氏名、年齢、番組の感想をご記入の上
官製ハガキにてご応募下さい。

風之荘



今回は昨年、大分市金池にある萬壽寺で行いました遺影写真の供養の様子をご紹介しました。
萬壽寺といえば昨年、一昨年と番組本篇で僧侶の修行の1日を紹介しました。
ご覧になられていない方は是非youtubeで風之荘で検索してご覧くださいませ。

さて、遺影写真の供養ですが萬壽寺で行ったのは今回が最初ということです。
参列しましたのは風之荘代表取締役社長 薬真寺哲也をはじめスタッフの3人です。

番組をご覧になっている方には、おなじみのみなさんです。

実際の供養は萬壽寺の本堂で行いました。この日は日中にもかかわらず、お経を
唱える雲水さんの息が白く見えるほど寒かったです。

お経の声で身の引き締まる空気感、日常で感じることができないこのヒトトキは
体中の神経が研ぎすまされるような感覚さえ覚えます。

故人の霊も、供養によって改めて成仏することでしょう。

スタッフのみなさんも通常、お見送りのお手伝いまでですが、このように供養することで
最後の最後までお見送りのお手伝いができることに、深く感銘していました。

第三者の私から見ても、古来の儀式で供養することは、とても美しい光景だと感じました。

風之荘では今後も時期は未定ですが遺影写真の供養は続けていくということです。